ダイニングにいる時間が増えた。照明1つでこんなにも変わるときづいた。


「自分や家族の顔が美しく見えるように」「毎日の食事が美味しく見えるように」

1966年にポール・へニングセンによってデザインされた現代照明の傑作 『PH 4/3』。

ポール・ヘニングセンの考案した「3枚シェードのPHランプ」の歴史は、1920年代にまで遡ります。

1926年、 ヘニングセンはシェードデザインに対数螺旋曲線を採用。

光を無駄にせず、適切にコントロールすることで照らされる物が自然に美しく見えるような照明を実現する、

3枚シェードのシステムを考案しました。

1930年代には数多くのヴァリエーションが製造され、住宅用の照明として広く普及しています。

1960年代初めになってルイスポールセン社の古いラインナップの生産は中止されますが、

「3枚シェードのPHランプ」の人気は変らず定番のアイテムでした。

1966年には, 最初の「PH 4/3ペンダント」が3色（白・赤・ブルー）のカラーバリエーションで発売されました。

この製品も他のすべてのPHランプ同様、科学的設計で光を簡潔にコントロールしています。

「3枚シェードのPHランプ」が考案されて約80年が経過する現在も,良質な光についてのヘニングセンの考えかたと

機能的デザインは新鮮さを失っていません。

グレアフリーで、人や物にソフトな影をつけながら美しく照らす「PH 4/3 ペンダント」は、

住宅・レストラン・ホテル・教育施設・オフィスなど多様なインテリア空間と調和します。

シェードは、100Wの強くまぶしい光（グレア）が直接見えないよう工学的にデザインされています。

そのためいろんな角度から光源を覗いてもまぶしさはありません。

直接光を全てカットすることで眩しさを抑える一方で、シェード全体が効率的に光を反射するようになっています。

シェードは、その曲線を「対数螺旋」という数字から導いています。このシェードに反射した光は、

入射した角度とほぼ同角度で反射されます。そのため、電球の中心に近いランプの真下が最も明るく、

周辺に向かってなめらかな光がでる理想的な配光を実現します。

電球よりもはるかに大きな面積のシェード全体が間接的に光ることで、 空間全体を優しく明るい光が包み込みます。

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